MUSES、テーマ別練習(その2)

MUSES、テーマ別練習(その2)
 10月より朝ドラ「舞い上がれ!」が始まった。上々の滑り出し。関西~長﨑五島が舞台。子どもの舞、母めぐみ、祖母祥子の3人を軸にゆったりと進む。どの人物も自然体、配役もいい(永作博美、高畑淳子ら)(方言も板についている)。舞の発熱の症状(このパターン多い)今度は原因がわかってそれを治すという流れになってほしい。
 先週MUSESの練習があり、前回の続きをやった。空間と時間を作るというテーマ。まずはマイムで部屋にあるモノを生み出す。2、3作れれば、おのずと部屋が見えてくる。ただモノは触れて使わない限り、見てる者には伝わらない。続いて時間を作る。空間を作る数分の間に、例えば言葉(ひとりごとだが)を3回入れる。この言葉は短くてよいが、その場(部屋の中)で起きてること見聞きしてることには触れない。「しまった、あれ、買い忘れた」とか「何で私、あんなんこと言われないといけないの?」とか「あしたテスト休もうかなぁ」とか、回想するか未来のことを言うようにする。そうするとその人物に時間が生まれ、非常に立体的になる。減密に言えば、想像力を刺激された観る側がみずから補って立体的に見てくれるのである。ゆえに、いかにどこを見せて、どこを伏せておくか、そのへんがカギになる。生の身体がそこにあるというのはやはり強い。観る者を様々に喚起するものなのである。(詳細は劇団ブログにあり)


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