近江木の実の木の実気のまま

　今日（26日）いきなり強力な花粉症がきた。雨上がりの晴れで風が少々強かったが、一気に「重症化」した。なり始めはいつもきついが、今シーズンはかなりのものだ。症状ある人はみんな派手にくしゅんくしゅんやっていた。子どもらでひどい子はほんとに苦しそう。ティッシュがいくらあっても足りない気がする。
　先々週から先週にかけて世界卓球（主に女子）をTV観戦した。日本は中国以外にはたいがい勝てるだろうからやきもきする場面もなかった。個々でゲームを落とした時もあったが、チームとしてはすべてストレート勝ち。そして中国といつものように決勝戦。今年は相手の強さに圧倒されずに互角に戦えていた。今まで見た中で一番中国に肉薄していた。早田と平野がそれぞれ世界ランク2位3位の選手に勝利、2対1として先に王手をかけた。ただ、1位のあの選手には2敗を喫し、5番目の張本×陳（東京五輪金メダル）までもつれる戦いとなった。15歳の張本にはさすがに荷が重いのではと思っていたので、1ゲーム目を張本が取った時は驚いた。こりゃすごい。中国に勝てるかもとまじめに思った。が、中国も意地を見せ挽回し、結局は優勝したわけだが、日本の力に相当焦ったのではないかと思われる。ラリーも強いし、パワフルな卓球、頭脳的な卓球、ふたつながらできるようになってきた。張本らの若手の台頭も大きいが、今回ベンチでコーチ的な役割を果たした伊藤美誠選手の存在も大きかったと思う。団体力は日本の方が二枚も三枚も上と思われる。決勝戦、張本選手を最初と最後においたのは彼女に経験をさせてこの期間でも成長させるためであったという。先を見据えた日本チームの構想には舌を巻くほかない。