今年度はひょんな流れから、劇突自主公演の審査員を務めることになった。もともと連絡会の人間が中に入るのはどうかと思っていたので、それからするとどうしてよ、と思われるかもしれない。昔は自分らも参加出演していたので、審査する側とは無縁だったが、出なくなり、観る側に専念し出してからは自然こだわりがなくなっていった。ある程度の年齢になったことも大きい。次世代への応援という意味合いもある。今回依頼があり、割とすんなり引き受けた。感想はブログにもよく書いていたので、劇評を書くとか、ひとりでやることはそれほど苦難ではない。大変なのは、やはり賞を決めるところだろう。五人の審査員が一堂に会して審査会を行う。それ
で決定する。一堂に会して、といったがオンラインでの実施、対面でないのも自分としては不安要素である。それぞれの感じ方があるので、それをどうわかってもらうかだろう。言葉を尽くして、事に当たりたい。
(すでにニ劇団、ムナポケとからっかぜが公演を終えている。いつもなら観劇日誌を書くわけだが、今回審査員ということで控えさせてもらっている。)