
11月3日は文化の日。晴れの特異日。今年もそうなりそうだ。というか、夏日になりそうな勢いである。この時期から文化イベントがあちこちで始まる。去年は10月末に本にまつわる小さいイベントを開いた(I like booksだっけ)。あれから一年。今年はその類は何もないが、読書週間でもあるので今読んでる本の話を。芝居作りにからむものを優先的に手にしているのでまずはそちら。「同志少女よ、敵を撃て」(逢坂冬馬)。一昨年?本屋大賞をとった作品。だいぶ前から読んでるのだが、大作でいまだ読破できていない。終盤に差し掛かっているところ。今作ってる芝居の主人公はこの作品の主人公にヒントを得ているところがある。なかなかハードな内容だ。「原発を考える50話」(岩波ジュニア新書)、「3.11を心に刻んで」 なども読んでいる。原発問題が重要な背景になっているので、資料として最低限欠かせない。環境や原発についての発言も多い坂本龍一さんのエッセイも読みたいと思っている。芝居がらみでないものも読みたい本はかなりあり、常時積ん読状態。買ったばかりの「言語の本質」(今井むつみ他)、「気流の鳴る音」(真木悠介)、図書館から借りてる「ひとのあかし」(アーサービナード)やちくまプリマ―新書(若い人におススメ)などなど。挙げればキリがない。ちょっとした時間を惜しんで読むのがコツ。空き時間に読めるようにいつも軽い本を持ち歩いている。