
晴天が続いている。秋高し。不順がちな一年にあってこの時期がやら一番いい。昨日は日曜。実家で柿取りした。枝の端までよく実っている。今年はどこも豊作らしい。脚立にのぼり腰を気遣いつつ枝切りした。青空に柿の色がよく映えた。自宅への帰り道、空に浮かんだ満月を飽かず見た。
さて、今月後半22シーズン目の「相棒」がスタートした。最初は2回で一つの事件(話)となっていた。♯1は冒頭、小さなレストランの爆発事件が起こるが、メインストーリーは月日が経ってからの話。新興宗教の教団とそこを探る公安部との対決がゆるゆる徐々に進む。そして右京らの前には人探しをする一人の女性。♯1は、人物の紹介、謎の増幅、みたいなので時間がうまっていく。これがどう解決するの?と思うわけだが、♯2で愉快なくらいにもろもろの出来事や人物関係なんかがほどかれていく。元公安部の人間が教団によるテロをでっち上げた(レストラン爆破)という話で、この真実にたどり着くのが軸になる。そして女性が探していた人物(交際相手)が実はその元公安部の人間だった・・という具合につながるのだが、何とさらにその先があるという展開。右京も最後の方までわからずにいたわけだから、視聴者がわかるはずないのだが、最後に来て、そうだったかと唸ってしまった。いつもながらよくできたシナリオで、警察内部の確執も背景に厚く描かれていて登場人物が落ちなく描かれる。思わず拍手。毎週の楽しみである。(下は10月28日のエアフェスタで空に描かれた星)