2012年05月19日

路上演劇祭当日、いよいよ

 やっと一通りの準備が終わった。朝の段取りや場当たりの担当になっているので前夜から気が抜けない。出演団体でありながら実行委員でもあるので今年はめいっぱいハードである。持ち物も多い。正直大丈夫かなという思いも頭をもたげる。ま、なるようにしかならないけれど。出し物の練習、最後の一回全員そろわなかったのでちょっと悔しい。明日(今日)それこそ路上で練習しなくてはならない。火事場のバカ力、はたして出るか。  

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2012年05月17日

路上演劇祭近し、つつじも終わる。

 路上の本番が迫ってきた。出し物の稽古も佳境。前回やっと通しができ、予定通り20分くらいの作品と判明、ほっとした。残り1回の稽古で細かい演技やタイミングをチェックしよう。7月には番外公演を予定していてそちらのチラシも用意しなくてはいけない。自分は実行委員としての準備もあり、今週はハード。がんばるべし。そうこうしているうちにつつじも盛りを過ぎ、散る時期を迎えていた。写真は先週撮ったもの。通勤途中で見かけた花壇。絨毯のようにきれいだった。また今週、近所のはましんが移転ニューアルオープンした。建物のデザインが素敵だったのでこちらも載せてみた(お寺っぽい?)。つつじが散っていたのが惜しまれる図である。  

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2012年05月14日

石川香雪 書展 (ザザ中央館4Fギャラリー)

 5月晴れがつづいた先週末、パレット(ザザ5F)へ路上演劇祭のプログラム印刷に行った折、すぐ下の4Fで市民ギャラリーが開設されたというので寄ってみた。「ARTBOX★一番星」という名称。こけら落としは、石川香雪さんの書展。浜松出身の方で現在は東京在住だそうだ。作品を見るのはもちろん初めて。気にとまった文字や言葉、俳句の書が主に展示されていた。太い線と細い線のメリハリに個性があり、折れ進むひらがなとどしっとした漢字の対比も面白かった。字の迫力よりも内容への作家自身のアプローチが伝わってくる。英字にも挑戦されていて「hope」という作品があった。どの作もそうだが、額装が凝っていて(「hope」の額はイタリア製でとてもいい感じ)、書を引きたてるその風合いが楽しめる。インテリアデザインとしてもかなりイケてるんではないか。本格的なものでは「五言律詩」の書がひとつ、緩みのないものであった。次回はこちらのタイプをもっと見てみたい気がした。このギャラリー、小さな展示会にはちょうどいいスペースだ。隣に例の女性専用コーナーがあるところである。書展は20日まで開催中。  

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2012年05月08日

連休ピックアップ(2) ~御前崎方面へ~

 連休時、一番の遠出は御前崎である。何ということはない、灯台のとこを回って市場で食事をしただけである。浜岡原発の横を通ったので、むしろそっちの方が気になってしまった。あのあたりは風力発電もさかんなようで、あの風車?(正式な名称はなんだろう)が相当な数並んでいた。原発は5日に北海道の泊原発が点検に入り、実質ゼロになった。このまま再稼働無しに夏を乗り切ることができればベストなんだろうがはたしてどうなるか。電力需要のことも大事だが、原発がらみで生計をたてている人たちもいるので、そこを国が(いや皆で)考えていかなくてはならない。再稼働するにしてもしないにしてもたいへん難しい選択であるとつくづく思う。3日は憲法記念日、新聞で学者の意見をいくつか読んだが、個人の尊厳(少数者の権利)を守ること、国家権力をしかるべく縛ること、そのあたりはどなたも仰っていた。震災や原発のことを考えると憲法は国民の精神的な支えになるべきものであろう。改憲の新しい流れもあると聞くが、どうも人的欲望が隠れているような気がしてならない。憲法はいわば何億光年ものかなたに光る星である。こちらからたどり着くことはできないが、目指す方向を確かにさし示していると私には思われる。
 御前崎の帰り、菊川のたこまん本店に寄った。ここには工場と喫茶が併設されていて「たこまんワールド」全開である。喫茶にはぜんざいや特大パフェなんかもあってなかなかいい。場所が田んぼの中で自然も味わえる。あたりでは鯉のぼりが威勢よく風になびいていた。希望の旗のように。(今回写真がなく残念。ご想像を。)  

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2012年05月07日

連休ピックアップ(1) ~浜松祭りなど~

 連休が終わった。毎日なんだかんだで忙しく過ごした。数回にわけて書きたい。今日(6日)は天気もめまぐるしかった。昼は日も出て汗ばむくらいだったのが、午後は暗くなり雹と雷をともなった暴風雨に。関東では竜巻が起こり被害も出たらしい。こちら夕方は晴れていい月夜となった(西には金星?が月に負けじと輝いていた)。
 今年は浜松祭り開催した。去年なかったせいかけっこうな盛り上がりを見せたようである。近くで高台の組が集まっていろいろやったようなのでちょっと覗いてみた(4日、風の強い日)。思ったより整然としてた。人が大勢集まるとそれなりの迫力があるのだなと実感したが、それ以上の感想は出てこない。屋台も電飾はきれいだったが、あれは人力なのか電動なのかそんなことが気になった。参加者のどれくらいが祭りのルーツを知っているのだろうか、そんなことも思った。私はどちらかといえば大通り沿いに植えられているつつじの色目に目を奪われていた(開花が例年よりやや遅いみたい)。
 そうしてつつじを嘆賞したいところなのだが、去年くらいから近くがちょっと見にくくなってきて、老眼が疑われるようになった。いよいよ眼鏡を変える時期がきたかと、メガワールドに足を運んだ。平成17年からずっと今の眼鏡で、だいぶ長いですねと言われた。いろいろ検査をした結果、やはり遠近両用がいいでしょうということになり、眼鏡を買い替えることに。検査の際、網膜を男のお医者さんに診てもらったのだけど、光を照らし目を覗きこむお医者さんの顔が私の顔に接近してきて、今にも皮膚が接触しそうになった。暗い部屋で実に怖い?体験だった。  

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2012年05月01日

「世界の演出」スタディミーティング

 昨日「世界の演出」スタディミーティングというイベントがあり(たけ文インフォラウンジにて)、少しだけ覗いてみた。WSでお世話になっている岸井さんの企画である。地域の興味深い人達と世界を良くする技術についてのんびり語り合う会ということで毎月1回何と10年間続けるイベントらしい。演劇人だけでなく、起業家や政治家まで含め、毎回6人の事例紹介者がさまざまな「演出」事例を紹介、ミーティング参加者は彼らの話を聴いたり、ともに話したりするというものだ(時間は8時間)。昨日は演劇フェスでもお世話になっている大岡淳さんの話が聞けそうなので出かけた次第。大岡さんのテーマは「自分を演ずることの限界」というもの。書物を5冊ほど紹介しつつ、ギリシャ・ローマ時代のペルソナ(仮面=人格)の話から、現代の過剰な自己を演出(演技)しなければならない就活の話まで、総覧したうえでの問題提起はたいそう刺激的で面白かった。道州制や現大阪市長の話など横道?にそれた話題も興味深かった。博識な大岡さんの取り上げるトピックは多岐にわたりながらも一つの観点で結びついていて説得力がある。知的興奮をもらうとでも言おうか。こういう話は折に触れ聞きたいものである。主催側の岸井さんやけのびの羽鳥さんも事例紹介者に名を連ねていて、こちらもぜひ聞きたかったのだが、そこまで時間がとれなかった。残念。またどこかでと思う。  

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2012年04月27日

かがくいひろしさんの絵本

 だいぶ前にかがくいさんの絵本のこと書いたけれど、そのつづき。愛嬌あふれる楽しい絵をたくさん描くかがくいさん、シュールな発想をユーモラスな世界の中に包み込んで「おもしろ体験」をさせてくれる。1歳の子が頻繁に見たがるのもよくわかるし、逆に言うと小さい子(まだ話せない)こういうのを面白がるのだなと教えられる。かがくいさんは、長い間養護学校の先生をしていて、絵本作家としてデビューしたのは50歳を過ぎてからのこと。先生しながら人形劇や造形作品を作ったりしていて、絵本に目覚めたのは遅い時期、本格的に描くようになったのは「だるまさん」シリーズで賞を取ってからのことらしい。そして2009年54歳の時、教師を辞し絵本の仕事に専念するようになって半年後の9月、すい臓がんで亡くなられたのである。ファンにとっては突然の悔しい出来事だったろう。結果、絵本を描いたのは作家晩年の10年にも満たない時期ということになった。残された作品は必ずしも多いとはいえない。まだまだアイデアが豊富にあったようだが、日の目を見ずに終わってしまったのは本当に残念なことだ。かがくいさんは生前、人を笑わせたい、そのためにはほんとうの悲しみを知らないといけない、というようなことを仰っていたそうだ。その考えに私は少なからぬ共感を覚える。彼の本は「だるまさん」シリーズをはじめ、すでに何冊か家にあるが、買いそろえるのもいいなとひそかに思っている。(写真メインは遺作とも言うべき「ぞうきんがけとぞうさんがけ」の途中のページ。下書きのまま。ぞうきんが下から「かわってくれない?」とぞうさんに話しかけているところ)  

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2012年04月23日

路上演劇祭まであと1か月

 路上演劇祭まで1カ月を切った。土曜に会合がありプログラム、PA準備、演技エリア、本部のこと、交流会のことなどなどが話し合われた。自分たち(Mプラ)も出演するのだが、会場の有楽街に下見にも行けてない。一応シャンボールの跡地がメインの場所になる。今年も参加団体は多い。県外からの参加者もそこそこ(今年は旅費が出ないのだが)。「路上」への関心の高さがうかがわれる。なにはともあれ楽しみなことだ。
 自分たちの演目「パートナー」の練習も少しずつ進んでいる。「赤い糸」で結ばれた男2人が結婚式を挙げるシーンがある。メンデルスゾーンの「結婚行進曲」が流れる中、指輪の交換~フラワーシャワーなどを行う。フラワーシャワーは路上のお客さんにぜひ協力してもらいたいところだ。「糸」で自由が制限されて、演技が作りにくいのではと思われたが、2人とも動かないタイプの役者でさほど苦労はないようだった。というか、逆に役者としてもっと自由に動くことで、制限されてほしい気がした。まだまだである。  

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2012年04月19日

映画「ゴーストライター」

 新年度の仕事が始まりここのところやや忙しい。気づけばここも1週間近くごぶさたしてしまった。この間に北朝鮮のミサイルやら原発再稼働やらが話題になった。原発は試しに無しでやってみればいいんじゃないかと思う。止むなければ計画停電などは国民も受け入れるのではなかろうか。そのくらい再稼働反対の声があるような気がする。ここでそんな議論をしても始まらないわけだが。
 だいぶ前(2か月くらい前か?)「ゴーストライター」という映画を観た(ロマン・ポランスキー監督)。なかなか書くタイミングがなく今に至ってしまったが、かなり面白い映画だった(原作あり)。政界スキャンダルがらみのサスペンスだったが、脚本から映像まで巧みにできていた。元英国首相の伝記をライターが依頼される(名前が出ない主人公でゴーストと名のる)。知ってはいけないことまで知ってしまい、自身が事件に巻き込まれていくという展開。謎が謎を呼び、どうなるんだろう、と話に引っぱられるうちにそうだったのかという結末に至る。幕切れも印象的。細部がきっと凝っていると思うのでもう一度見たいと思わせる映画だ。若いころ観た「ユージュアル・サスペクツ」という映画を思い出した。こちらも最後にどんでん返しがあった。時々はこういう映画を楽しみたいものだ。  

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2012年04月13日

市美術館をめぐる構想

 花はだいぶ散り、うららかな春がやってきた。何回か新聞記事で読んだが、市は浜松城公園のあたりにセントラルパークとして美術館をはじめ、はまホール等の複合文化施設を集中させる計画を立てている由。画期的かつ遠大な計画である。どのくらいの市民が関心を寄せているだろうか。なんとなく空回りしそうな気配もないわけではない。聞くところによると美術館構想で、安藤忠雄さんの事務所に助言を求めたらしいが、いくらなんでもいきなりすぎるような感じもした。もちろん望みは高いにこしたことはないわけだが・・。市の中央に文化芸術の香り高いエリアをつくるのは大賛成である。民間で街中をにぎやかにしようというのとはやはりレベルが違う(もっとも私は無理に街中をにぎやかにしなくてもいいのではと思う方だが)。関心をもって見守りたい。
 さて市の美術館ではないが、平野美術館に出かけた。「花鳥風月」をテーマにした日本画の展示。小野竹喬(チラシの写真)や横山大観、下村義寛らの作品が並び、なかなかの見応えであった。
  

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2012年04月09日

花見日和

 真冬に戻ったような寒さのあと一日で春のあたたかさに戻り、昨日はまさしく花見日和だった。街中に用があって出かけたのだが、浜松城公園のあたりは駐車待ちの車で渋滞しかかっていた。日曜の晴天で、満開は今日しかないとなれば、そこに客が殺到するのは当然だろう。フラワーパークなんかも臨時駐車場がもうけられていたと聞く。ラジオからは「さくら」と題された歌が一日中流れていた。こうして日本人は古来より「桜」を愛で、「桜(花)」を題材に歌(和歌)を詠んできたのである。そういう花見日和であったが、私は終日ワ‐クショップ(岸井大輔さんの)だった。(全7回のうち3回目、「会議」と名付けられた回だ。月に1回ずつのペースで進んでいるのでまたどこかで内容について書けたらと思っている。) というわけで、今日昼、散歩した近隣の「さくら公園(ほんとにその名前)」の写真を入れておいた。もうけっこう散っていた。落花と言えば何といってもこれである。「散る花の数かぎりなしことごとく光をひきて谷に行くかも」 今は亡き歌人、上田三四二(うえだみよじ)さんの名歌である。  

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2012年04月05日

春の嵐、のち清明

 火曜は春の嵐が吹いた。というかほとんど台風だった。こんな年もあるんですね。咲き始めた桜が散らなければいいけれど。嵐の去った翌日(きのう)が「清明」、草木が花開く日でもある。午後から穏やかな青空が広がった。延期されたセンバツ決勝は大阪桐蔭が勝った。東北勢初の優勝にはならなかったが十分PRできたんではなかろうか(選手は東北出身じゃない子が多そうだけど、なんとなく)。昨日4月4日は「ピアノ調律の日」でもあるそうだ。今年初めて知った。国際的に決まっていて、4月April の「A」が調律基準音の「ラ」であり、しかもその「A」(ラ)の周波数が440ということで、4月4日になったとのこと。日々いろいろあるものだなと思う。
 話は変わるが、先月末、遠鉄で開催されていた武田双雲さんの書展に出かけた。主に漢字一字を書いたもので「絆」展と銘打たれていた(写真が作品「絆」)。書には原点にその人の筆跡があり、個性そのものが躍動する。中には字の形をとどめないものさえある。双雲さんのは親しみやすい。誠実に漢字の意味合いをすくいあげている。その字の中をダイナミックに動くものがある。ちょうど春を迎えた自然の躍動とでもいおうか。井上有一という方に「貧」の字を書いた書がたくさんあるが、その「貧」には人間の声がこれでもかというほどつまっていた。双雲さんのはどちらかといえば自然に寄り添って優しい感じがする。今回詩のような言葉が書についているからだろうか。思えば「漢字」はもともと自然物からもらったもので表意性が高いものだ。「漢字」の源泉に触れさせてもらった、そんなふうに言えるのかもしれない。  

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2012年04月03日

4月、スポーツの話題

 週末のフィギュア、男子はよかったが、女子はふるわなかった。鈴木明子ははつらつとして元気だったけど、浅田真央は今回どうもいけなかった。ジャンプがこんなに飛べないのは見たことが無いというくらい。心身のバランスを整えるというのはどんなに一流になっても難しいのだろうなぁと思う。一度ピークを迎えたことのある選手だけに特にそうだろう。いいコメントを寄せる荒川静香も「元気があればもっとちがった」としか言えないようだった。次回に期待するばかりである。ちなみに男子・高橋選手のフリーの演技、ブルース調の音楽にのせたもので、オリジナリティがありとてもよかった。
 プロ野球も開幕したが、春休みは選抜高校野球である。もう今日は決勝、大阪桐蔭vs光星学院(青森県としては初の決勝戦進出)、いい試合になってほしい。今年の選抜には、津波の被害にあった石巻工業が21世紀枠で選出され、しかも選手宣誓のくじを引き当てた。被災者としての実感、苦難を乗り越えようという意志、それらを国レベルで共有したいという思い、それぞれが短い中に凝縮されていて、胸を打つ宣誓だったと思う。ちなみにこの石巻工の監督は野球経験がなかったそうである。それでも野球が好きで野球にはまり、いい成績を残すようになったとのこと。すべては熱意と人間性の賜物だといっていい。勝負事ではあるが、楽しむ豊かさはこういうところからにじみ出るものなのである。「みちのくに白球を追ふさくらかな」
日本の未来はきっと明るい。  

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2012年03月30日

「路上」に向けて稽古スタート

 「路上」用に「PARTNER(パートナー)」という台本を書いた。「赤い糸」で結ばれた男性2人が「結婚」するというおはなしである。文字通り2人を「赤い糸」で結ぼうと思っている。不条理ふうな出だし。動きを制限された2人は心理的にも制限されるが、徐々にお互いの色に染まる。ただしセリフ劇として作っていない。マイムをスピーディに展開させてお客さんを引っぱりたいという考えだ。今日は「赤い糸」をはずそうとする最初のシーン。道具を使わずはずす(ちぎる)試みをしてみる。役者のアイデアでつくるように指示してある箇所だ。ひねる、ひっぱる、かじる・・自分のからだを使って必死になる。ひもなどで実際は結ぶところ、今日は結ばずにやったので完全なマイム、かなり頭の体操になった。というのも、実は一人相方がいなかったからだが、これじゃ本格的に稽古スタートしたことにならないかも。何はともあれまずは役者同士の予定の調整からということか・・。  

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2012年03月27日

路上演劇祭2012、本チラシ完成!

 今夜、たまたま見たのだが、金星と月(三日月)が縦にきれいに並んでいた。さらによく見ると、月の下にもう一つ星が光っている。車の中からもよく見えたので、惑星だろうと見当をつけたが、きれいに縦に三つ並んでよく見えた。あとで聞いたところ下のは木星だそうである。ちょっと赤みを帯びていたので火星かなと思ったけど木星とのこと、珍しいショーであった。 
 さて5月の路上演劇祭、チラシが完成した。今月のうちにも世間に出まわると思う(このページにはあとで追加する予定)。今回は15団体が参加、チラシ裏面にぎっしり紹介されているが、いやそれにしてもよく集まったものである。東京や大阪からも参加されるところがある。去年にひきつづきのところもある。普通じゃ見られない組み合わせといっていい。「路上」ならではである。うち(Mプラ)も入っているが、先日台本を書き終えた。セリフは少しあるが無声劇と銘打っている。A4でたったの3ページ、大部分はマイムや身体表現で見せるつもりだ。セリフや声に依らない作りに初めて挑戦する。男2人がメインである。はたしてうまくいくのか、この「未知との遭遇」を楽しみたいと思う。  

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2012年03月22日

吉本隆明さん逝去

 思想界の巨人とも言われた吉本隆明さんが亡くなった。もともと詩人であったが、評論等で世に知れ渡った。私も若いころ「共同幻想論」や「言語にとって美とは何か」などの著作をわからないなりにかじった覚えがある。仕事をもってからは、作家論や人物論を大いに参考にさせてもらった。まさに一時代を築いた方である。その後、吉本ばななのお父さんというイメージもつけ加わった。普段はたいへんきさくな方であったらしい。一度TVで拝見したことがあったが、意外に声のトーンが高く、本のイメージと違い近所のおじさんという雰囲気だった。科学技術を信頼していて、原発の開発は人類として進めるべきという考えをお持ちだった由、このたび初めて聞いた。やはりこの話、人によって考えがいろいろだなぁと思う。科学者が人類の英知を結集させて事をなすのは、しかるべきことで退歩は無いと思うが、それらを生活レベルでどう運用するかはまた別問題のような気がするのだが・・。ともかくさまざまな「考えるヒント」を与えてくれた吉本さんに感謝である。ご冥福をお祈りしたい。  

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2012年03月19日

気のままランド、「春なのに・・2012」参加

 昨日、静岡のカフェピアノさんで「春なのに・・」参加公演。ま、何とか形になってよかった。自分は読み手なのだが、それなりに動きがあり、直前まで悩んでいたところもあった。何とかクリアしたつもりだが、やっぱり外から見る目も欲しいなと思った次第。あべさだおも練習回数が少なかったが、がんばった。浜松から見えたお客さんが意外に多くて驚いた。毎年出てるので静岡のお客さんにもなじみになってきている。継続は大事だ。それもこれも主催の滝浪さんのおかげである。滝浪さんが「春なのに・・」を続けてくれることで、こちらの発表の機会もでき、地域間、劇団間の交流も生まれるといっていい。現に昨日もうちのスタッフが「よんでみるかい」の朗読に飛び入り参加することとなった。無謀ではあるが、こういう企画でなければできないことでもある。他のユニット(「宮が崎電気工業」とか)も味のある作品を出していた。いいご縁がつづいている(写真は本番時、あべが進入禁止の標識を恋しいジェニーと勘違いしている場、いったいどういう話だ?)。  

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2012年03月15日

気のままランド、週末公演!

 早いものでもう3月も半ばを過ぎた。先週くらいから花粉症がひどい。今年の飛散量は少なめと聞いていたがどうなんだろうか。というわけで「春なのに・・」という感じになってきた。Mプラ内ユニット「気のままランド」、18日日曜に静岡のカフェピアノさんでリーディング風2人芝居をやります。去年に続いて「あべさだおはどこからきてどこへ行くのか」の第2弾、今回はあべの恋模様をこっそりのぞくという趣向。あべさだおと言えば、劇団第一の奇優である(というか浜松の中でもそうだろう)。彼の「恋」というわけだから、のぞき見したくなる気持ち、湧き上がって当然と思う。静岡近辺の皆さんぜひお越しくださいませ。詳しくは「春なのに・・」のHPまで。と、思いきり宣伝してしまったけど、練習回数がおぼつかなくて・・うーん、どうなるかとかと若干不安な面もある。本が書け、小道具類がそろい、これから本格的な練習をと思っていたら、本番まであと3日?!の状況だった。まったく不徳の致すところ。あべ、許せ。でも大丈夫。彼はバッチリやり遂げる。よね?  

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2012年03月12日

映画「ひろしま」、そして3.11

 3.11、昨日でちょうど1年である。1年が過ぎたのに、時にあの日で時間が止まったような気がするのは私だけであろうか。震災で1万5千人以上が犠牲になった。しかもまだ数千人の行方がわかっていない。被災地のがれき処理もいっこうに進んでいない様子。復興どころか復旧のメドさえ立っていなうようである。福島の警戒区域などまさに時間が止まってしまった。雪の降りつもる映像を見るとこのまま自然の中に風化していってしまうのではないかと思ってしまう。そして原発の問題はいつ解決に向かうのだろう。私はここでぐずぐずつぶやくばかりだが、ある詩人が書いた、「いつ果てるともしれないのろい」、そんなフレーズも心に去来したりする。 
 この3.11に合わせてか、福祉交流センターでお蔵入りいていた映画の上映会があった。映画「ひろしま」である(関川秀雄監督)。 チラシによれば1953年製作の本作はGHQによって封印され、今回ほぼ60年ぶりに日の目をあびるとのことである。主催は「福島を応援する会in浜松」で、映画の前には福島で農家を営む方のお話もあった。さて映画だが、終戦8年後、高校生たちが原爆症を発症するところから始まり、原爆を学ぶ流れの中で、原爆投下の日が描かれる、そんな作りになっていた。もちろん中心は原爆投下直後の惨状である。ストーリーというストーリーは存在しない(し得ないだろう)。記録映像に近い。長田新氏による「原爆の子」が下敷きにあるということで、子どもたちに焦点が合わせられていた。それにしても惨状や人々の様子はリアルで、恐ろしい。見ていてつらい部分もある。広島市民、先生や子どもたち合わせて8万人のエキストラが集められ、参画したというわけだから、その凄さは当然と言えば当然であろう。モノクロなので色などは間接的になったと思うが、伊福部昭の音楽が重々しく悲劇的でいかんともしがたい惨状をよく伝えていた(ゴジラ」の音楽を創った人です)。終盤、子どもたちががれきの中から身内の思い出の品を探す場面があるが、これなど震災後の様子とまったく同じだった。放射能でこの地(ひろしま)にはこの先70年は住めないというような話もされていた。今の日本を見越したような話である。上映後、幼い時被曝され、今70云歳になられた方のお話も聞いた。4、5年前にガンが発症したという。放射能の影響は長い時間を経てからあらわれる場合が多いとのこと。国は福島の方や原発で作業する人には健康管理手帳を渡し、定期的に検査をするようにしなくてはいけないと仰っていた。3.11、今年もいろいろなことを考えさせられた1日であった。
   

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2012年03月08日

みをつくし劇団旗揚げ公演「風の桜姫」

 4日日曜にみをつくし劇団(細江が本拠地)の旗揚げを観に行った(無料)。地域に根差した劇団を創るという謳い文句、どういうもんだろうと興味津津で出かけた。会場のみをつくし文化センターも初めて。ホールは後方にひな段の客席があるが、基本体育館にステージがあるという、そんな具合である(照明機材はある程度そろっているよう)。さて上演作品だが、気賀の関所の関守をめぐる血族争いとでもいおうか、なかなか見応えのある時代劇ファンタジー(?)に仕上がっていた。関守の家に伝わる掟(双子が生まれたら1人は関守として、もう1人は悪霊を封じ込める影守として生きる)に従い、別れ別れになっていた姉妹がひょんなことで再会を果たし、再出発するという物語だ(詳しく描く余裕が無く申し訳ない)。やや込み入った背景もあったけれど、キャラ設定など面白く、定石通り展開していく話は退屈しなかった。照明音響もふんだんに使い、殺陣の場面なんかもある。言ってみれば小劇場風エンターテイメント系のお芝居だった。役者もみなそこそこの力があり(経験者と思うが)、地元?の子どもたちもがんばっていた。演出は新宿梁山泊にもいたことがあるという新山アキコさん。力のある指導者を得たと思う。今回脚本は外部の方に依頼されたようだが(しのはらたけのりさん)、姫が皆の「みおつくし」(安全な水路の目印)にならんという幕切れは旗揚げにふさわしかった(元ネタを実に上手に脚色されたと思う)。今後、地元とどういうつながりをもって歩むのか未知数ではあるが(もっと大きい場所に出てもいいんじゃないかな)、劇場らしい劇場で一度観てみたい、そんなふうにも思った次第である。

  

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